【Blog】TIB Students アントレプレナーシップ育成プログラム
2024年12月12日(木) 東京都立向丘高校に、『TIB Students アントレプレナーシップ育成プログラム』として弊社より講師を派遣しました。
※東京都は令和4年11月に『Global Innovation wth STARTUPS』を策定しました。その中で「誰もが夢に向かって羽ばたける土壌を作る」ことを目指し、アントレプレナーシップの育成に取り組んでいます。
私たちイマージュは、その事業の1つである『TIB Students アントレプレナーシップ育成プログラム』に協力し、中高生への出張授業を行っています。
1年生22名を対象に、5時間目と6時間目の合計100分間、『自分の好きなこと/将来の仕事』をテーマにした特別授業を実施しました。
参加してくれた子どもたちには、中心に集めた机をぐるりと円形に囲むように座ってもらいました。机の上には大量のブロック。普段の授業とはあまりに違う光景に最初は戸惑っていた子どもたちですが、校風・生来の気質・ブロックの力も相まって、すぐに主体的に取り組んでくれました。
前半では『自分の好きなこと/それを仕事にしている様子』をテーマに自由に作品を作りました。
部活が楽しくて『ソフトテニスのプロ選手』を作る子もいれば、おしゃべりが好きな子は『人々がコミュニケーションを取る施設の経営』を作り、お風呂が好きという子は『入浴剤の研究者』を作るなど、作品を組み立てる中で自身の内面をより深く覗いていきます。
休み時間になっても手が止まらない子が多く、様子を覗きに来たお友達が興味深そうに見ていました。
後半ではその世界を一気に広げます。様々な場所や職業が書いてあるくじを引き、前半で作ったものを『くじで引いた場所/仕事で、好きなことをして、成功している場面』に作りかえてもらいました。想像もしていなかった組み合わせでどんなものが出来るのか? 慎重に手を動かしていた子が突如「はっ」としてスピードアップする様子がたくさん見られました。『宇宙』という無茶なくじにも『宇宙バスケのルールを作る仕事』を作ってくれていました。
一見あり得ないと思うことも未来ではわかりません。作品を通して想像もしていなかった未来に触れることが、自身の可能性の広がりに気付くきっかけになったのではないでしょうか。
参加した生徒さんの声(一部)
・すごく楽しかったです!!教育だからもっと難しい内容をやるのかと思ったけど自分の中には無い新しい「教育」でとても新鮮でした!
・レゴブロックをやりながら自分の職業とかに繋げて考えることができた
・好きなことを仕事にするのが大変だという認識が強い世間で好きなことを仕事にするのはいいぞと背中を押してくれたのが嬉しかった
アントレプレナーシップ教育プログラム
https://entrepreneurship.metro.tokyo.lg.jp