【Blog】これからの時代を自分らしく生き抜くために
こんにちは。
突然ですが皆さんは、多様化し続けるこの時代とその先に待つ未来で自分らしく生き抜くために必要になる力とは何だと思いますか。
人それぞれ出てくる答えは違ってくると思います。
私は、『学びのその先の力』もその中に入ってくると思います。
『学びのその先』とは何か。それは、一言で表すことはできないかもしれません。
いくつもの考えが合わさってなす『学びのその先』。
今回は、考えのひとつに当たるであろう『アントレプレナーシップ』について考えていきます。
『アントレプレナーシップ』は、先日出会った言葉です。はじめは繰り返すのが精いっぱいの、その横文字の意味がわかりませんでした。
ですが、調べてみると非常に興味深く、魅力の詰まった言葉でした。
『アントレプレナーシップ』は、素直に日本語に訳すと「起業家精神」に当たるかと思います。
ですが、起業しない人にも重要になってくる精神です。なぜなら、この精神は想像力や創造性、構築力、統率力などを活かし問題解決に取り組み、高いリスクがあろうと果敢に挑戦し、新たな価値を生み出す姿勢や能力なのです。
文部科学省のアントレプレナーシップ教育に関する報告書を読んでみると、日本は、アントレプレナーシップがほかの国と比べ、低くなっていることがわかります。これは、失敗を恐れる事や勇気ある行動への評価が低いことなどが影響していると言われます。
皆さんの中にも勇気を出して行動したもののかえって怒られてしまった経験がある方も少なくないのではないでしょうか。この経験から、新しいことに挑戦することが億劫になってしまったり消極的になってしまったりしてしまうこともあると思います。ですが、もしも勇気を出した行動がたとえ失敗してしまってもその勇気を認め肯定し、さらには褒めてもらえていたらどうでしょう。新しいことに挑戦することは、積極的にポジティブに取り組むことができ、きっと楽しいことになるでしょう。その気持ちは、きっと『アントレプレナーシップ』を開花させるための芽となるでしょう。
子どもたちに後述したような体験をして育ってもらいたいと思いませんか。自信をもって何度も挑戦し続けることで、絶えず学び成長する。私は、子どもたちにそのような人になってほしいと、そして私もなりたいと思います。
『アントレプレナーシップ』は、私どもが行っている教育と親和性があるという事で株式会社イマージュは、東京都が行う『TIB Studentsアントレプレナーシップ育成プログラム』(https://entrepreneurship.metro.tokyo.lg.jp)に参加させていただいております。
この先の未来は、この十数年とは比べ物にならないスピードで、「誰も予想できない形へ」と変化し続ける未来。
その未来を自分らしく生き抜くためには『アントレプレナーシップ』が必要になってくるでしょう。
未来を生きていくのは何も、子どもたちだけではないのです。我々大人も未来を生きるひとりなのです。『アントレプレナーシップ』を身に付けることに、遅いなどありはしないのです。
現にこの文を読んでくださった皆様には、探求心や好奇心を大切にする心と学び続けるという『アントレプレナーシップ』の芽があるのですから。
これから私自身も『アントレプレナーシップ』を育み、子どもたちの『アントレプレナーシップ』を育むお手伝いをしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。